Everything comes to those who wait.
というのが、焦らずに待つことの大切さを言う英語のことわざです。ただ、どちらかと言えば落ちついて辛抱強く待つ人が最後に富をつかむと言うようなニュアンスなので、きっとチャンスがまわってくるさという意味とは少し違うかもしれません。
ちなみに現地校のスピーチの授業では諺はCliché(決まり文句)の仲間なのであまり使わないようにと言われました。ただ、マンガなどでは東洋人は良く諺を使うというイメージがあるようなので、私はあえて使ってみたりします。でも思うほど受けないですね。
そこで、会話の中で待てば海路の日和ありと使うのはどういう場合かしら?と考えてみたのですが、今は動かずに様子を見ようという時なんかじゃないかとおもいました。
だとすると、
Let's wait and see.
が良いかもしれません。
「まずは待とう」と言う場面でよく使います。私なんかは気が短いので、結論に飛びつかないように、自戒を込めて言うことが多いですね。
失敗して落ち込んでいる誰かを励ますなら、
Your day will come.
でしょう。
willは未来形と習いますが、もっと厳密に言えば人間は未来のことはわからないので、未来はこうなると私は信じているので、そう宣言するよと言うようなニュアンスで使います。日本語では未来形は「しょう」と予想の形に訳しますが、willの未来は現在の状況から予想するものではなくて、「これからこうします」という宣言に近いのです。翻訳がとても難しいです。your day は、あなたが主役になって成功するような日々。今は辛いけど、これから未来にはあなたが成功する日が来る(から、耐えてがんばろうよ)という感じの励ましです。
私はこの根拠のない未来予測は嫌いじゃありません。
Patience is a virtue.
〔訳〕忍耐は美徳。/辛抱することは大切。
patience は「忍耐, 我慢」、
virtue は「美徳, 長所」などという意味です。
辛抱することの大切さを伝えることわざです。
Good things come to those who wait. にも近いと思います。
(↑良いことは待つ者のもとにやって来る)
参考にしてください、
ありがとうございました。