environment、surroundings、circumstances、それぞれ少しずつ違う「[環境](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/36217/)」のニュアンスがあります。[転職](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/34514/)や引っ越しの場合は environment もしくは surroundings が適切かと思いますが、それぞれの細かな違いを説明してみます。
1. environment
「環境」と言って一番最初に思い浮かぶのがこれだと思います。environment は surroundings をも含めた、人になんらかの影響を与える抽象的な環境です。地理的なものも、文化的なものも、周りの人々も、様々な要素全部をひっくるめた「環境」だと言えます。
例:Tokyo University has a good environment to study.
東京大学には勉強をするのに良い環境がある。
2. surroundings
これは主に地理的な環境を指します。物理的なものです。environment より簡単に変わりやすい「環境」です。
例:He is trying his best to get used to his new surroundings.
彼は新しい環境にはやく慣れようと頑張っている。
3. circumstances
経済的な生活状況を指します。「境遇」とも言えます。
例:He didn't have very good circumstances.
彼はあまり良くない環境(境遇)におかれていた。
ネイティブでも混乱する細かなニュアンスの違いですが、ぜひうまく活用してみてください!
あなたが手を加えて環境を変えるというよりは、
「新しい環境に自らの身を置く」の訳です。
街へ引っ越して環境が変わった。
→新しい都市へ引っ越しは異なる環境に私を置いた。
Moving to the new city placed me in a different environment.
英文を作る時は常に主語と動詞を意識して、
「何が」「どうする」に当たるところから言葉を探していくとスッキリした文になります。
circumstance は「状況」、surrounding は「周りを取り囲んでいるもの」のイメージになりますので、この場合は少しニュアンスがずれますね。
「① A change of scenery」が良いです。
イギリス人の使う皮肉りの組み込まれた表現で、「周りの景色を変える」の意味です。非常に華やかな表現なので、是非使ってください!転職や引越し、あらゆるチェンジに応じて使えるのがこの皮肉り表現の良いところですね。
「circumstance」は「状況」なので、この場合は使えません。
「A change of environment」または「Change my surroundings」は使えます。「A change of environment」の方が自然に聞こえます。
ジュリアン